適応障害はストレス障害の一種で、日常生活での周辺環境や対人関係に適応できず、心身に不調が現れるのが特徴です。
発達障害による生きにくさが原因でストレスの量が過剰、長期にわたって継続、耐性の弱さから症状が出ます。
適応障害の主な症状
- 身体症状:頭痛、めまい、吐き気、手足のほてり、息詰まり、食欲不振
- 精神症状:抑うつ、焦燥、自責、フラッシュバック
- 問題行動:不登校、欠勤、自傷行為、ひきこもり、犯罪
人間関係が円滑に進まず、環境や対人的なストレス過敏性が特徴の発達障害の人に、適応障害が発生しやすいのは、上記の理由からと考えられています。
私の社会不適応障害の症状
私の適応障害の場合は、年齢が上がるにつれて、過去の嫌な記憶が頻繁に蘇る「フラッシュバック」が目立つようになりました。
そして次第に、毎日の生活に疲れていき、一日が終わる夜にはホット安らぐのですが、その瞬間に次の朝が来るのが怖い毎日でした。
「楽しいことなんて1つもない、生きている意味がない」と希死念慮という観念が根付いていき、色々な問題行動へと発展していきました。
身体症状
小学生の頃、特定の女子からのいじめを受けて毎朝、腹痛と吐き気を訴えていたのを覚えています。
ほぼ毎日「学校行きたくない」と両親を困らせていました。
なんとか登校しても体調不良で保健室へ、そして早退。
理解してもらえず、叱責。
精神症状へと発展していきました。
そして、とうとう高校生の頃には不登校になりました。
頭痛、吐き気、息詰まり、食欲不振、手足のほてりで何度も流水に浸かっていました。
もちろん、そんな状態で高校生活が続くわけもなく中退。
おかげで体調は一時的に回復しましたが、周囲の白い目は変わらず。
苦しい精神症状は続きました。
精神症状
小学校高学年から、リストカットをしていました。
中学生になって「保健室登校」を希望しましたが、学校側から断られました。
抑うつ・焦燥で、いつも元気のない顔をしていると周囲の人から言われました。
そんな子供(生徒)に友達などできるわけなく、案の定いつも孤独でした。
それでも私と仲良くしてくれた一部の友達に、感謝です。
問題行動
自傷行為が目立ち始めました。
どうしたら楽になれるか、自分がいなくなれば問題は済むなと、希死念慮は高まり具体的な行動をなっていきました。
薬の大量服用(OD・オーバードーズ)、髪むしり、過眠、サイトへの匿名投稿。
ここにいる自分という存在から回避できる手段や方法を探す時間が、不思議と心が落ち着きました。
発達障害による二次障害
適応障害の二次障害のほとんどが、発達障害による「生きにくさ」が原因です。
今は、昔に比べて人混みの耐性が弱くなりました。
息が詰まり、そわそわして集中できません。
特に用がなければ外出しないタイプです。
何事もなく無事に終えた日は貴重。
社会不適応障害の症状と毎日、戦の感覚です。
適応障害の症状や特徴に対してなるべく刺激の少ない環境で過ごしています。