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大人女子の発達障害

大人の発達障害 当事者達はなぜ見過ごされてきたのか?

投稿日:

「手遅れはもう、棺桶退院か刑務所しか残ってないのか。」

 

就活中の発達障害当事者が、ボソッとつぶやいた。

 

近年、「大人の発達障害」が問題となってきて、発達障害児への早期療育が叫ばれるようになった。

 

肝心の成人当事者は…?

 

大人の療育は…?

 

スマホがお守りだ。

 

発達障害による二次障害で、心身共に疲れた時、日本人の7割が賛成の「安楽死」が、唯一の希望に見える。

 

人間らしく、笑って最期を迎えたい。アメリカのオレゴン州で、安楽死決定の動画投稿をした女性のように。十分生きた。

 

当事者が求めるのは「障害者キモい」じゃない。「希望」です。

最近になって、乳幼児期に発達障害が分かることが多くなってきましたが、まだまだ大人になるまで発達障害に気づけない人が大勢います。

 
では、なぜ、大人になるまで発達障害だと気づくことができないのでしょうか?

 

 

今回は、発達障害が見逃される理由と、早期に発達障害を見つける方法について、お話しようと思います。

 

 

どうしてもっと早く気づけなかったのか?

大人になってから様々な困難にぶつかり、ボロボロになった状態で専門機関を受診して、やっと発達障害だと診断を受けた大人たちが後を絶ちません。

 
大人になってから発達障害だと分かった人の多くが、「どうしてもっと早く気づけなかったのか」と口にします。

 

 

発達障害には、ADHD広汎性発達障害(アスペルガーや自閉症スペクトラム)LDの3つに分類することができます。

 
発達障害を抱える人の特徴として、「空気が読めない」「注意のコントロールができない」という傾向があります。

 
これによって、幼少期にいじめを受けたり、集団生活に馴染めない原因になります。

 

 

大人になるまで発達障害だと気づけなかった人は、周囲と上手く関われない自分を責めて、協調性のある自分を演じようと努力する傾向にあります。

 
理由も分からず無理に笑ったり、言葉の意味を理解できなくても分かっているように振舞ったりすることで、気づけば心がボロボロになってしまうことも珍しくありません。

 

 

では、どうして大人になるまで発達障害だと気づけないケースが目立つのでしょうか。
それは、後述する3つが原因しています。

 

大人になるまで気づけない理由

大人の発達障害 なぜ見過ごされた 

平成16年12月に施行された発達障害者支援法によって、年齢別の健診などで発達障害であるかどうか注意して診るようになった他、相談できる専門機関が増えたことによって、発達障害という名前が広く知られるようになりました。

 

 

しかし、問題なのが、発達障害者支援法が施行されるまで、その存在すら知ることができなかった子供達です。

 
どうして周囲の大人たちは、彼らを発達障害だと気づくことができなかったのでしょうか?

 

与えられた課題だけをクリアすればいい環境

小学校に上がると、与えられた課題ができているか・できていないのかを見られるようになります。

 
教科書に沿って勉強が進み、先生が「この範囲を勉強しなさい」と指示されて、与えられた課題だけをこなす単調な生活が長く続きます。

 

 

LDの場合、学習面で遅れてしまうことで気づくことができますが、ADHDや自閉スペクトラム症などでは、問題なく課題をクリアしていくことも珍しくありません。

 

友人や周囲の大人にカバーされる人間関係

発達障害を抱える人は、人間関係に困難を感じることが多い傾向にあります。

 
幼少期から周囲に溶け込めず、友達と一緒に遊ぶことが苦手であったり、周囲とは違うことに興味を持つことがあります。

 

 

少し周囲とズレることがあっても、友人や周囲の大人が人間関係をサポートしてくれることが多い子供時代では、コミュニケーション能力の低さに悩むことが少ない傾向にあります。

 

 

「個性」という言葉

大人は子供に対して、個性を求めます。

 
周囲と比べて落ち着きがなく、勉強が少し遅れている。
皆とは違うものに興味を持ち、集中するとのめり込む。

 
これらの発達障害の特性は、「個性」という言葉で片付けられてしまうことがあります。

 

 

特に男の子の場合は、「男の子は落ち着きがないもの」という大人の認識から、多動の症状が見逃がされることもあります。

 

女の子の場合は、「手のかからない子」「真面目で素直な子」と、特性が顕著に表れないことがあります。

 

発達障害を見逃さないためにできること

大人になるまで発達障害に気づけなかった大人たちは、これまで周囲と比べてできなかったことが多い自分に自信をなくしてしまい、うつ病や統合失調症などの二次障害を併発するケースが多い傾向にあります。

 
二次障害を防ぐためにも、なるべく早く発達障害だと気づくことが重要です。

 
では、どうすれば発達障害を見過ごさずに済むのでしょうか?

 

 

乳幼児健診を欠かさず受診する

住まいの市区町村によって実施される時期が異なりますが、4か月健診や1歳半健診・3歳健診など、成長ごとに実施される乳幼児健診を欠かさず受けるようにしましょう。

 

 

健診では、子供が正常に発達しているのか、保健師や小児科医などによって診てもらえる大切な機会です。

 
また、保健師や保育士に子供のことを相談できる場でもあるので、忘れずに受けるようにしましょう。

 

複数の専門機関を受診する

「発達障害かもしれない」と感じたら、発達障害を診られる専門医を受診します。

 
発達障害の診断基準がありますが、医者によって考えが異なるため、複数の専門機関を受診してみましょう。

 

早めに療育を受ける

発達障害だと診断を受けたら、早めに療育を開始します。

療育とは、社会的に自立できるように取り組む治療と教育のことです。

 
発達障害の特性には個人差があるため、一人一人に合った生きづらさがあります。

 
その生きづらさを感じにくくするために、どうすれば失敗をカバーできるのか、専門医の下で指導を受けることができます。

 

まとめ

発達障害を大人になるまで気づけなかった場合、うつ病などの二次障害を併発するリスクが高まります。

 
大人になるまで発達障害を見過ごさないためには、乳幼児健診を欠かさず受けること。発達障害を疑ったら、早めに専門機関に相談すること。発達障害だと診断を受けたら、早めに療育を開始することが重要となります。

 

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