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アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んでみた 障害者差別は消えない

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「やい…。降りろや…。」

「やい…。マジきめぇんだよ…。」

 

やいやいやい…と、電車に乗る私が気に食わないのか、スーツの男性は咳払いを繰り返す。

 

言ってみた。

「私は社会から見てお荷物ですが、あなたより大人です。」

 

 

すると、どこからともなく別の声が聞こえた。

「てめぇが降りろ。」

 

 

弁護してくださったのか。誰が定かではないけれど、ありがとうございました。

 

スーツの男性は別車両へ、ズカズカと去っていきました。

当事者に生きてほしいのかしんでほしいのか、差別・虐待が後を絶たないと感じる今日この頃。

 

あなたは父親にはなれない。

 

あなたは母親にはなれない。

 

あなたは教師にはなれない。

 

あなたは社員にはなれない。

 

あなたは医者にはなれない。

 

あなたはセラピストにはなれない。

 

あなたは公務員にはなれない。

 

こどもの国、日本。人間である以上、理想と規範の対立は避けられない。人を浴びて大人になろう。

 

自分がなぜここまで辛く、生きづらい思いをしているんだろう?

そう思い悩むものの、全く答えが出ないという人も多いのではないでしょうか。
生きづらさを感じた時は、アドラー心理学の考え方を学ぶことで、少し生きやすくなります。

 

 

今回は、アドラー倫理学の教えをまとめた「嫌われる勇気」から、代表的な考え方を3つご紹介いたします。

 

「嫌われる勇気」とは?

きらわれる勇気 さしえ

アドラーの「嫌われる勇気」は、168万部を突破した大ベストセラーです。
この本は、19世紀に生まれた、ユダヤ系オーストリア人心理学者アルフレッド・アドラーによる「アドラー心理学」がまとめられている本です。

 

 

この「嫌われる勇気」では、全ての悩みの原因は対人関係であると言い切り、他者に認められたいという承認欲求を満たすために、嫌われないように振舞うような不自由な生き方をせず、対人関係の問題を解決するためにも、「嫌われる勇気を持ちなさい」という心理学を解いています。

 

 

では、嫌われる勇気を持つためには、どのような考え方をすればいいのでしょうか?

 

 

アドラー心理学で学ぶ自分と他人

私たちは、常に誰かの目を気にして生きていると言っても過言ではありません。

 
上司からの評価や、自分は良き親や友人であるかどうか、常に周囲の目を気にしているのです。

 
それによって、自分の理想を叶えられなかった時の劣等感は大きく、「自分は何てダメなんだ」と落ち込んでしまいます。

 

 

これからご紹介する、アドラー心理学の代表的な考え方3つで、生きづらさが少し解消できるかもしれません。

 

 

現在の自分は「自分自身が選択した生き方だ」という考え方

アドラー心理学では、性格や気質を「ライフスタイル」と呼び、10歳頃に自ら選択したものだという考え方をします。

 
自ら選択したことだから、もう一度、自分で選び直すことができるとしています。

 

 

アドラー心理学では、原因論ではなく目的論で考えます。

 
例えば、引きこもりの人がいるとして、私達はどうして引きこもっていると考えるでしょうか?

 
フロイト心理学では、過去に何かしらトラウマなど、原因が存在しているから引きこもっていると考えますが、アドラー心理学では「引きこもる目的」を考えます。

 
この場合、「外に出たくないという目的があるから引きこもっている」と考えるのです。

 

 

このような目的論の考え方から、人が変われない理由を「今の方が楽だから」と考えます。

 
アドラー心理学では、「これまでの人生で何があったとしても、これからの生き方に何の影響もない」とし、「勇気を持ってライフスタイルを選び直しなさい」と教えています。

 

 

敵ではなく仲間を作るという考え方

アドラー心理学では、「人生の全ての悩みは対人関係にある」と考えます。

 
対人関係の問題を解決すれば、自然と自分の悩みは解消すると教えています。

 

 

人は誰しも「こうであれば良い」という理想を持っています。
この理想を追い求めることを「優越性の追求」と呼びます。

 

 

優越性の追求によって必ず起こるのが、理想が叶わなかったことで感じる「劣等感」です。
この劣等感は、「自分は低学歴だから成功できない」というコンプレックスにせず、正しく使うことで自分の成長を促すことができます。

 

 

「優越性の追求」をすると、必ず誰かと自分を比べてしまいます。
他人と自分を比べた時点で、周囲の人は全て競争相手となり、自分の敵しかいない世界を自分で作り出してしまうのです。

 
そこで、アドラー心理学では、他人と自分を比較するのではなく、他人と自分の理想と比較して、向上させるという考え方をします。
他人と自分を比べないことで、他人は自分の仲間になるのです。

 

 

「課題の分離」で自分から変わるという考え方

「課題の分離」は、自分の課題と他人の課題を分けることで、お互いにお互いの課題に介入しないとい考え方です。

 

 

例えば、他人の課題と言われることの代表として挙げられるのが、子供の宿題です。

 
親が「宿題をしなさい!」と子供を叱りつけて、無理やり宿題をやらせても、イヤイヤ取り組んだ宿題は、全く子供の身に付かないのです。

 
宿題は子供の課題で、親の課題は無理やり宿題をさせるのではなく、子供が宿題と向き合える勇気を持たすことです。

 

 

あらゆる対人関係のトラブルは、自分の課題に踏み込まれたり、誰かの課題に自分が踏み込んでしまうことによって起こると、アドラー心理学では考えます。

 
他人の課題に介入せず、自分の課題にも介入させない。

 

 

他人を変えることができないなら、自分が「課題の分離」を行い変わることで、他人も変わることもあります。

 

 

考え方で生きやすくなる

アドラー心理学のように、目的論から今の自分は「自分で選択した生き方」だと結論付け、自分で決めたからこそ、自由に生き方を変えることができると考えることができます。

 
自分の課題と他人の課題を分けて考えることで、自分が何をすべきなのか、そして自分は何をすべきではないのか考えることができます。

 
生きづらさを感じている人は、今日お話したアドラー心理学の教えを実践してみてくださいね。

 

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