今年4月から、障害者雇用の枠に「精神障害」も加わりました。
発達障害と適応障害で誹謗中傷を受けてきた私にとって、障害者差別解消法は生ぬるい法律。雇用促進法は尚更です。
虐待が後を絶ちません。綺麗事はやめて、足元を見てください。
職場側は専門の知識がある職員が少なく、腫れ物に触れるかのごとく、どう接すれば良いのか分かりません。
思い通りに事が進まず、苛立ちを覚えることもあるでしょう。学校生活のように一緒に働いて不快になることもあるでしょう。
一方当事者側は、周囲に迷惑をかけまいとなるべく目立たないように振る舞わねばなりません。
独特な雰囲気が知らぬ間に不快感を与えてしまいます。
互いに気を遣い、双方すり減るのが現状です。
障害者雇用への差別と実態
「たった一人の為に、何故私達が協力せねばならないの?」
「生意気。」
上役から褒められると目立ち、敵を作りかねません。
存在そのものが迷惑と、「出てけ」と言わんばかりに白い目で批判を浴びます。
水と油。どこ行っても迷惑になるだな。共存など無理なんだ。
自分がこの世から消えれば早い話と。当事者から見て、あなた方も気色悪い。
ネット上が発達障害と適応障害をもつ私の居場所です。
社会は無論、自分の負担を減らすために、「眠るようにシニタイ」とスピリチュアルの心願成就をお願いしましたが、規約違反と断られました。
「今はしんどいかもしれませんが、時間が解決してくれることもあります。十分な休息をとってください。」
と返事をいただきました。
優生保護法という断種
麻生総理による「定額給付金」制度で一躍有名になった年に、私は食品製造業で働いていました。
子育て中の主婦パートさんは、給付金が更に上乗せされるそうで、喜んでいました。
独身女性の私に
「ごめんねっ!!私達、何もしてないのにお金がもらえるの!!」
と自慢げに伝えます。
誰だって、口座に臨時収入が入っていたら嬉しいもの。
ちっぽけな自分の存在が、更にちっぽけに感じた。
発達障害の私が子供なんて産んだら、自分と同じ障害の子だろう。
孤独死する前に献体、または葬儀の会団体の会員登録をせねば。
障害者は短命と聞きます。死因の大半は、生きにくさによるストレスと自殺だそうです。
この身体、早く尽きないかな。セルフネグレクトで慰める。
日本では、当事者を生かすのがビジネス。「延命治療は望まない」と遺言書に残しても、蘇生させられるのが現状です。
切り捨てられない国に、今日も仕方なく特別に生かされています。