今日は揃える物があり、買い物へ出かけました。
通り過ぎる人と視線を合わせないよう注意しながら歩きます。
一般の大型商業施設は、発達障害と適応障害をもつ当事者にとって、刺激で溢れかえっています。
仕方ない。通販で揃えられないものは買いに行かないと。
正常な脳みそだったら、ワクワクするんだろうな。
不幸な身の上
ショッピングモールで必ず見かける知的障害者の人。
「あ〜う〜」
大声出して…。店内を当てもなく徘徊しています。
私も重度の障害で産まれたら、あぁなってたんだな。
一番迷惑なのは、1人野放しにされることです。親はいったい何をしてるんだろう。介護に疲れたのだろうか。
巡回警備員は放置、見てみぬふりをして避けています。
彼らも好きで重度障害になったわけではない。不幸な身の上だ。
重度障害を背負わねばならぬ運命に、今日も哀れを覚える。
安らかに眠れる制度の導入を嘆願する。
私も外出中によく、通り過がりに知らない人から気分悪いことをされます。
雰囲気がキモいと、知らぬ間に目立ってしまうそうで、空気がよどむ。
誰もそうだから、どこも同じだからと、その都度自分に言い聞かせる。
生きにくい。いつまで耐えればいいの。自分がこの世からいなくなれば早い話だわな。
自己処理可能な人工知能、AIにでもなりたいです。
「乗りにくくね?真ん中空けるか?」
車椅子の女性を見かけました。
エレベーターを待っていてドアが開いたら、髪を染めた怖そうなお兄ちゃん達がいました。
車椅子の女性は乗るのをあきらめようと、方向転換しました。
するとお兄ちゃん達は
「乗りにくくね?真ん中空けるか。」
と、女性が入るスペースを作りました。
そして、車椅子のハンドルを自ら握り、中へ誘導していたのです。
女性は彼らの優しい心配りに驚いたそうで、慌ててお礼を言っていました。
今時優しいなぁ。偉いなぁ。優秀だなぁ。
「助けるのは当たり前」から「弱者は税金泥棒」の社会。
彼らのような人が増えてほしいとは言いませんが、問題に行き詰まっているのなら、幸せになってもらいたいです。
彼らに、ありがとう。